みなさん、こんにちは!
突然ですが、ミカンの摘果作業ってご存じですか?
我がODECは、和歌山県有田市に本拠地を構えており、皆さんご存じの通り、
和歌山県はミカンの生産量が日本一!中でも有田市の「有田ミカン」は最も有名なブランドの一つだと思います。
先日、仕事の関係で、ミカンの摘果作業を見学させていただきました。
このような「ミカンの本場」に住んでいながら、ミカンの作業を見学させていただいたのは初めてで、いろいろと面白いお話をお伺いしました。
さて、「摘果作業」についてですが、
ミカンの樹のそれぞれの枝には、たくさんのミカンの果実がなります。ただそのままにしていると、一つの枝になりすぎてしまって、ひとつひとつの果実に栄養がいきわたらなくなり、ミカンの質が落ちてしまいます。そのため、一つの枝にバランスよく果実がなるように数量の調整が必要となります。
また、キズが付いたものや育ちすぎてしまったものなども、あらかじめ摘み取っておく必要もあります。
このような作業を経て、収穫時期には、濃厚で、おいしいミカンが出来上がるわけです。
(出典:JAとぴあ浜松 ミカンの樹 摘果方法)
有田市は、山に囲まれているので、山の斜面のいたるところに、ミカンの段々畑が広がっています。
あと、有田市のミカン生産は400年以上前(江戸時代)から続く、歴史ある産業だそうで・・・
山道を車で登りながら、「昔は大変だったんだろうな」と少し感慨にふけっていました。
まだ、ミカンが色づき始める前で、かなり青い状態です。
ミカン農家の方々は、このような時期に、毎日、摘果作業を行っているようです。
摘果作業時期のミカン畑は、摘み取られた未熟なミカンの実が、
下にたくさん落ちています。その上を作業など人が通ると、ミカンの実がつぶれ、一面にミカンの柑橘のいい香りが広がります。
あまりにもよい香りが広がっていたので、ずっとここに滞在したくなるような感覚になりました。(毎日の作業は大変かと思いますが・・・)
そんな中、「どんな味がするんだろう・・・。」という素朴な疑問が浮かんできて。
未成熟でも食べられるということだったので、一つ味見をさせていただきました。
見た目には、すっぱすぎて食べれないかも・・・と思っていたのですが、
意外と甘く、食べることができました。
この畑のミカンの収穫時期は、12月頃とのこと
この状態でもおいしいミカン・・・。完熟したら、本当に濃厚で甘いミカンに育つんだろうなと思いました。実は、普段はあまりミカンを食べる習慣がない私ですが、12月には、絶対にミカンを購入させていただき、ミカンを食べよう!とひそかに思った次第です。
ここからは少し、会社からのお知らせ。
ODECでは、現在、データ入力や軽作業、検査作業、製造スタッフなど一緒に働いていただける仲間を募集しています。
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(ライター 竹越)