今日は、最近見たアマゾンプライムの「ザ・フード -アメリカ巨大食品メーカー」のお話をさせていただければと思います。
コロナ後、自宅で動画配信サービスをよく見るようになり、主にはアマゾンプライムでいろいろな動画を見ています。その中で、私はナショナルジオグラフィックのようなドキュメンタリー系が好きで、最近上記の、アメリカの大手食品メーカーの創業者は、いかにして、成功をつかみ、アメリカのみならず全世界の市場を席巻していったのか?をドラマ仕立てで紹介する「ザ・フード」にはまってしみました。
このドキュメンタリー(ドラマ?)は、19世紀後半から20世紀にかけて、アメリカの巨大食品メーカーの創業者がメインとなっており、「コカ・コーラ」や「ケロッグ」、「マクドナルド」、「ケンタッキーフライドチキン」、「M&M's」、「Hershey's」などなど、皆さんに非常になじみのある、企業が紹介されます。
それぞれ、非常に面白いので、興味のある方はチェックしもらいたいのですが(例えば、コカ・コーラは、ジョンペンバートン博士という、モルヒネに依存した退役軍人が、自分の傷をいやせる、万病に効く薬として考案された飲み物であるとか)
今日は、ケロッグに関する紹介です。
ケロッグといえば・・・、
これですね、コーンフロスティ。
誰でも一度は朝ごはんで食べたことがある、シリアルですね。
このコーンフロスティは、ジョン・ケロッグ(兄)及びウィル・ケロッグ(弟)というケロッグ兄弟によって、開発された商品です。
当時、ジョン・ケロッグは、ミシガン州のバトルクリークという場所でサナトリウム(診療所)を経営していて、その道の有名人でした。
ジョン・ケロッグは患者さんの病気をいやすために、コンフレーク(グラノーラ)も開発されたものだそうです。
ジョンは、菜食主義をはじめ、喫煙の禁止(これは今日では常識ですね)、禁欲主義(性行為の禁止)、飲酒の禁止、腸内洗浄、電気風呂など、科学的根拠には乏しいものの、現代にも続く、様々な民間療法的な健康法を提唱しており、コンフレークもその中の一つ。
菜食で、性欲を抑え、なんにでも聞く万病薬として、患者さんの供されていたようです。
今日では、朝の定番食のコンフレーク、グラノーラですが、こんな開発の経緯があったようですね。
その後、紆余曲折有り、弟のウィル・ケロッグがコーンフレークを事業化するために会社を立ち上げて(のちのケロッグ社)、現在に至ります。
事業化するためのケロッグ兄弟のやり取りも、非常に面白いので、
興味のある方はチェックしてください。
ザ・フード -アメリカ巨大食品メーカー(アマゾン・プライムへ)
記事:竹越
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