みなさん、こんにちは。
今日は、「ハリケーン ミルトン」について、お話したいと思います。
ODECがある、和歌山県は、すごく台風の影響を非常に受けやすい場所で、毎年7月になると、台風への対応で大変です。
ところで、今、非常に大きな話題になっていますが、このような画像をニュースで目にしたことがあるのではないでしょうか?
これは、今、アメリカのフロリダ州で大きな被害が出ている、ハリケーン「ミルトン」を宇宙から撮影した画像です。
フロリダでは、700万人以上に避難勧告が出ていて、本当に大変な状況になっているようです。
これを見ても、過去に類をみない大きさであると感じられると思います。
ところで、「ハリケーン」ってそもそも何なのか知っていますか?
日本の「台風」との違いって知っていますか?
「ハリケーン」も「台風」も、もともとは同じ「熱帯性低気圧」です。
発生原理は同じで、海水温が26度以上の海上で、下のような流れで発生するようです。
それじゃあ、『ハリケーン』とは何なのか?
ハリケーンとは、下記のように説明されています。
「ハリケーンは、北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約33m/s以上になったものを指します。」
一方で、『台風』は・・・
「東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものを指します。 」
つまり、発生する場所と規模の違いにより、言い方が違うということのようです。
これを見ると、台風の2倍以上の規模にならないと、『ハリケーン」と呼ばれないため、発生するだけでも、甚大な被害を出す恐れが高い、非常に恐ろしいものなんですね。
近年は、ハリケーンだと『カトリーナ』、今回の『ミルトン』。日本では、先日の台風第10号(サンサン)など、徐々に規模が大きくなっている可能性があります。
これは、台風が、温かい海水を燃料とするためで、地球温暖化による海水温の影響によるものではないかという考えもあります。
皆さんも、日ごろからの備えをしっかりとして、万一の事態にも対応できるように気を付けましょう。
記事:竹越