6月4日に開催された、和歌山県の宇宙まちづくり推進事業
Kii Space HUB のオープニングイベントにて、ODECとして登壇させていただきました。
今回は、その当日の様子と、あらためて感じたことを少し共有したいと思います。
当日は県内外から多くの企業や関係者が集まり、想像以上に熱気のあるイベントでした。
宇宙分野への関心の高さを、あらためて実感する場でもありました。
ODECは「中堅・中小企業の宇宙への挑戦」というセッションに参加し、これまでの取り組みや、実際に感じていることを率直にお話しさせていただきました。
今回のセッションでは、いわゆる成功事例というよりも、できるだけ“リアルな話”をすることを意識しました。
ODECとしては、実は2019年頃から航空宇宙分野を意識していたものの、正直なところ「何から始めればいいのか分からない」という状態が長く続いていました。
技術はあるけれど、どう繋げればいいのか分からない。そんな状態だったと思います。
Kii Space HUBに参加してからは、少しずつですが視界が開けてきました。
特に「上流から関わる」という考え方に触れたことで、これまでとは違う動きができるようになってきた実感があります。
最近の話題として、日本の民間ロケットカイロス の打ち上げがありました。
結果としては失敗という形になりましたが、このニュースを見て改めて感じたのは、宇宙分野の難しさです。
ほんの少しの違いが結果を大きく左右する世界であることを、強く印象づけられました。
同時に、それでも挑戦が続いているという点に、この分野の可能性の大きさも感じました。
宇宙分野については、まだ「これが実績です」と言い切れる段階ではありません。
ただ、ここ最近で確実に変化は出てきています。
宇宙用途を意識した相談が増えてきたり、これまでとは違う文脈で話をいただくことも出てきました。
今回のように登壇の機会をいただけたことも、その一つだと思っています。
一方で、課題もかなりはっきりしています。
やはり求められるレベルは高く、特に品質の安定性や再現性といった部分については、まだまだ伸ばしていく必要があると感じています。
今回の登壇を通じて一番感じたのは、「まずは知ってもらうことが大事」ということでした。
ODECが宇宙分野に挑戦していること、そして自分たちの技術がどこで活かせるのか。
こういったことを、これからもっと外に向けて発信していく必要があると感じています。
宇宙分野は簡単な世界ではありませんが、その分やりがいのある領域です。
まだまだ途中ではありますが、一歩ずつ確実に前に進んでいきたいと思います。
記事:AM事業グループ 竹越